「Sプロジェクト」は、子どもたちの「やってみたい」「やりたい」を最大限に尊重し、企画や運営を子どもが行う活動です。
誰でも、プロジェクトを企画することができます。企画の内容に興味があれば、誰でも参加できますし、一人で複数のプロジェクトに参加することもできます。
今年、初めてのプロジェクトは「ワイワイプロジェクト」でした。
朝の集会のあと、企画した3年生が、全員にお知らせしました。
「今日の中休みの時間に、『ワイワイプロジェクト』をします。参加したい人は、体育館まで来てください」
中休みは、全員が体育館に集まりました。
ここからは、時間いっぱいを使って、全力で「氷おに(おにごっこ)」をします。
体育館全面を使って、思いっきり走って「おにごっこ」をしたあと、子どもたちは「あ~楽しかった」と言って、教室へ向かいます。(決して、「あ~疲れた」ではないのです)
翌日は、「クイズプロジェクト」です。
企画した4年生が、タブレットに描いた絵をテレビ画面に映し、何を描いているかを答えるというもの。
低学年には、難しいかなと思える問題には、高学年や先生も一緒に考えます。
「Mプロジェクト」は、これからも不定期に行われます。
「こんなことをしてみたい!」を実現するためには、企画書(プロジェクトカード)を作成して、先生に相談します。先生からアドバイスをもらいながら、さらに企画を練ります。企画ができあがると、実施日を決めて、全校児童に告知をします。
実際に、全員が集まったり、興味がある人だけが集まったりして、プロジェクトを実行したあと、企画した子どもは達成感や充実感を味わう一方で、先生と振り返りながら、次回企画するときはこうしてみようと、課題に気付いたりします。
こうしたことを繰り返しながら、これから予定されている「運動会」や「文化祭」といった大きな行事を企画し、実行する力をつけていきます。
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