学びの土台となる健やかな心と体の育成に向けて

 花咲港小学校では、子どもが自分の健康や体力に関心をもち、生涯を通して自分で健康管理や体力づくりをできる力を育むことを目指して教育活動を行っています。

その活動の一環として、一人一人の体力・運動能力の状況を把握し、学校や地域の実態を踏まえて、学校として体力向上に向けた取組を充実させることをねらいとして、毎年この時期に、「体力テスト」を実施しています。

「体力テスト」は、長座体前屈、反復横とび、立ち幅とびなど、８種目ありますが、小学生にとってはあまりなじみのない種目なので、方法を知ることや種目の練習が必要になります。

１年生にとっては、初めてやるものばかりです。こんなときに頼りになるのは、昨年経験している上級生です。

全校体育で実施します。縦割り班に分かれて、高学年が低学年に模範を見せたり、ペアになって高学年が数を数えながら励ましたりします。

高学年の姿は、低学年にとってあこがれの姿です。

２年生以上は、昨年できていなかったことができるようになっていたり、昨年よりも回数が増えていたりする項目もあり、昨年の自分を超えるためにがんばる姿があります。

外が雨だったので、この日は屋内種目のみの練習になりましたが、このあと天候を見ながらボール投げなどの屋外種目も練習をして、本番を迎えます。

屋外種目の練習も、いつでもできるようにと、公務補さんが空模様を見ながら、早朝からグランドにラインを引いて準備をしてくれています。