この事業は、市内すべての小学校で5・6年生を対象に行われています。
花咲港小学校は、少人数なので全校児童が対象です。
全校児童が対象となっている理由は、「少人数」だけではありません。
この取組は、市内すべての学校で行われるよりも、ずーっと前から、
花咲港小学校だけで行われていたのです。
その頃から、裏千家淡交会根室支部の先生が、毎年、桃の節句の時期に合わせて来校して、茶道に触れる機会を作ってくださっていました。
始まりは、花咲港小学校だったのです。
今日は、「真・行・草」の礼のしかたから学びました。
姿勢のよい高学年。
先生がお茶を点てます。みんな真剣に見ています。
いよいよ、自分たちでお茶を点てます。その前に、お菓子をいただきます。今日のお菓子は、畠山製で銘を「すいせん」といいます。普段はあまり食べない「練り切り」という餡でつくられたお菓子です。主菓子といいます。
お菓子が転がってしまわないように、切るのが難しい・・・
自分たちで点てたお茶を、ご自服しました。
最後に、一人一人感想を伝えて、終わりました。
日本の伝統文化を学ぶこと、これまでにも、高学年は華道を体験したり、児童教室では百人一首に取り組んでいたり。
成長とともに、外国籍の方々と共に活動する機会も増えることと思います。
将来、海外で活躍するかもしれません。
そうしたときに、日本の伝統文化について知っていることは、強みになることでしょう。
たくさんの経験を積んで、強みを増やしてほしいと思います。
【ご紹介】
現在、根室市総合文化会館では、「あなたの一文字なんですか展」開催中です。
1月8日の書き初め教室のときに、書いた作品が展示されています。
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