みなとーく テーマ「みんなで はなそう」

2025年2月18日火曜日

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毎週火曜日の朝の活動は、「集会活動」です。
児童会が企画する「児童会企画集会」や、合唱を練習する「歌声集会」などがありますが、
月に1~2回は、「みなとーく」という「対話集会」を行います。

今日のみなとーく、テーマは「みんなで はなそう」でした。








みなとっこ広場で行っている「みなとーく」ですが、今の時期は寒いので、図書室で行っています。








何か、話したいことがある人はいるかな?
A「給食のあと、椅子は、テーブルの下にしまってください」
司会『どうして、そう思ったの?』
A「椅子をしまっていないと、テーブルを拭くときに邪魔なんです」
司会『そうなんだ~、テーブルは、1年生も拭いているけれど、どうしてるの』
B「・・・テーブルの下にしまってから、拭いてる」
C「邪魔じゃなかった」
D「しまっているときと、そうじゃないときがあるよね」
E「自分はしまっているけれど、低学年は背が低いから、手が届かないんじゃないかな。しまったと思っていても、しまっていないときもあるし」
F「自分が、テーブルを拭く側だったら、背が低かったら届かないかもしれないから、やっぱり椅子はちゃんとしまったほうがいいと思う」
・・・・・
司会「みんながしまうようにするには、どうしたらいいかなぁ」
D「ホワイトボードに書く?」
A「椅子に書いておく?」
E「書くのってかっこ悪くない?書いていなくても、できるようになりたいよね」
G「しまっていない人には、言ったらいい」
司会「どんな言い方(言われ方)だったらいいかなぁ」
*身振りや声など、お互いに伝えあっていました。








4月から定期的に行っている対話集会「みなとーく」。
1学期は、なかなか声がでなかった低学年。当初は緊張もしていて、顔がこわばったりしていました。
3学期の今では、聞かれたら、自分のことをみんなに伝えられるようになりました。
高学年も、話の進め方、話題の広げ方、最後のまとめなど、工夫しながら話ができるようになっています。

花咲港小学校では、この対話集会「みなとーく」が、すべての教育活動のベースになっているといっても過言ではないかもしれません。
一人が話しているとき、みんなが耳を傾けます。
絶対に、否定されたり、嘲笑されたりすることはありません。
必ず、何か話さないといけないわけでもありません。話せないとき、話したくないときは、「パス」もありです。それでもよいのです。
話したくなったら、いつでもみんな聞いてくれます。

自分の気持ちと相手の気持ちが同じじゃなくてもよいのです。
一人一人違って当たり前なのです。
違っても、折り合いをつけることを学んでいきます。
この「みなとーく」は、そうしたことを学ぶ時間です。




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