根室の未来を考える～令和７年度子ども会議～

いじめの根絶に向けて、子どもが主体的に考える機会であり、児童会を中心に学校の課題を解決していこうとする自治力を高めることをねらいとした会議です。
根室市内の小・中学生が参加し、高校生は演劇部が「いじめ」をテーマとした劇を演じる立場で参加します。 

花咲港小学校からは２名が参加しました。

演劇を見たあと、グループごとに協議します。

テーマは「いじめがない学校にするために、アイディアを考えよう」

他校の子どもたちと話し合い、自分なりの意見を出したり、他のひとの意見にうなずいたり、フリップを作成する役割を担ったり、マイクを使って全体に向けて発表したり、またひとつ、経験が増えた２人です。

２学期の終わり、花咲港小学校でも「あそびといじり」をテーマに全校児童で考えてみました。「いじり」の先には、「いじめ」があります。

学年によって、ひとによって、感じたり、考えたりすることは異なります。

他のひとの発表を、聞いている様子が印象的です。

振り返りに記入したことを見ながら、意見交流しています。

何気ない言動が、いじめにつながることに気付くこと、そして、誰に対しても分け隔てなく接し、相手を大切にしようとする気持ちが育ってほしいと願います。

起きていないことを想像しながら、そうならないように、日常的に言動を気を付ける。小学生にとって難しそうですが、こうした取組を積み重ねることによって、相手の気持ちを考え寄り添うことができたり、気になる相手に声をかけたり、手を差し出せる勇気につながったりすることでしょう。学校内にとどまらず、社会全体に広がることをのぞみます。